犬の涙やけよだれやけの原因はドッグフード!手作りごはんで改善!


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犬の涙やけや、よだれやけが多いと、愛犬の表情も違って見えてくるもので、飼い主としては非常に改善したい問題です。

様々な原因が考えられますが、やはり一般的にはドッグフードが原因と言われる事も多く、実際に我が家の愛犬は手作りごはんを導入することでかなり改善されました。

今回は犬の涙やけよだれやけの原因と、手作りごはんによる改善方法をご紹介します。

涙やけ・よだれやけについて

涙やけとは、涙の分泌が多い犬種の場合、目の周辺が常に湿っているような状態になり、その痕が茶色く残る事を涙やけと言います。

ヨダレやけも同様で、口周りが常に湿った状態で、そこが茶色く痕のようになります。

涙やけやよだれやけを起こしやすい犬種の代表と言えば、トイプードルです。

だいたいのトイプードルが涙やけの経験を持っていたり、ケアをしていても完全には治らないなどの悩みを抱えています。

その原因は体の構造にもあるようで、目が大きく鼻が短い犬種に涙やけは多く、シーズーやシュナウザー、ポメラニアンなども涙やけの多い犬種と言われています。

特に白い犬種の場合はかなり茶色い痕が目立ちますので、やけ具合によっては柄のようになり顔の表情も変わって見えてしまうのです。

昔我が家の愛犬もヨダレやけが酷く、口周りが広範囲で茶色かったので、まるで泥棒ヒゲのようになっていました。

涙やけの原因

ドッグフードの質や添加物

涙やけの一番の原因は、犬が主食としているドッグフードにあると言われています。

ドッグフードにも色々な種類の物があり、原材料もメーカーやドッグフードの値段によって様々です。

涙やけを起こす原因としては、ドッグフードの傷みを遅くするために使われている防腐剤や添加物、安くて質の悪いフードなどが挙げられます。

また食物アレルギーの場合も涙やけがひどくなる場合があります。

水分不足

水分が足りていないと体の排泄物をおしっことして出すことができないので、目から涙とともに出てくる場合があります。

その結果涙やけになります。

日中のおしっこの回数が少なかったり、黄色い濃いおしっこが出ている場合は水分不足のサインとなります。

意識して水分を多めに与えたり、食事の時のドッグフードを少しふやかすことや野菜をトッピングしてみるなど、少しでも多く水分をとられる環境を作っていきましょう。

よだれやけの原因

食物アレルギーとドッグフード

涙やけ同様、よだれやけの最も多い原因はやはりドッグフードなんです。

フードが原因で涙やけを起こしている場合には、比較的口周りも一緒に焼けてしまっている場合が多いのはこのためです。

また、よだれやけの場合には口にするものが体に合っていないために起こることもありますので、食物アレルギーでも症状があらわれます。

口内環境が原因

口の中にはたくさんの菌がいますが、歯磨き等である程度ケアをしている場合は菌の繁殖もおさえられています。

しかし、口内のケアをおこなっていない犬は口の中の菌がよだれに混ざって口の周りにどんどんついていき、そこでまた増えていきます。

その結果よだれやけとなり、口の周りがいつも湿っている状態になってしまいます。

手作りごはんで改善


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涙やけ・よだれやけの多くはドッグフードが原因と言われています。

そのためドッグフードから手作り食に切り替え、その結果多くの犬達の涙やけ・よだれやけが改善されたり治ったりしているという報告があります。

手作り食の1番の魅力は、何といっても無添加で飼い主が信用できる食材だけを使って犬に食べさせる食事を与えられるということです。

1食1食手作りをするので食事が傷む心配もありませんし、食事のバランスを飼い主が調整してあげることができます。

ドッグフードに足りない水分も野菜や食材を煮た煮汁からたくさん摂ることができて、水分不足の解消にもつながります。

また、肉や魚も新鮮な食材を使うことができるので、良質なたんぱく質をとることができます。

手作りごはんを1週間ほど続けると、涙やけやよだれやけの症状に変化があらわれはじめるので、継続して試してみることが大切です。

我が家の愛犬の場合には1ヶ月くらいで完全によだれやけが無くなりました。

手作りごはんに切り替えてから2~3週間ほどすると、全身からフケが大量に出たのですが、おそらく体内の毒素が大量に排出されたのでしょう。

手作りごはんの作り方

手作りごはんの作り方は簡単で、少量の穀物(お米など)と野菜、そして肉か魚のたんぱく質を一緒に煮込んで作ります。肉・魚は全体量の4分の1より多くならないようにすることが大切です。

それから火を通さなければならない野菜や、犬が食べてはいけない食材には注意を払うことも非常に重要です。

緑黄色野菜やイモ類、葉物野菜をうまく利用して、お腹にたまるメニューを考えてあげましょう。

味付けは、ごく少量の味噌やしょうゆを使用しても良いですが、濃い味の食事は腎臓機能をはじめとする内臓機能を低下させる危険性があるので、特に味付けはしないというのが無難でしょう。

まとめ

  • 涙やけ・よだれやけはドッグフードが原因
  • 手作りごはんで改善された事例が多い
  • 1ヶ月くらいで効果が徐々に出る

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