犬の肉球の色の違いとは?カサカサがひび割れや出血の原因!

犬の肉球はピンクや黒など犬種によって色の違いがありますが、なぜ色が違うのでしょうか。

また肉球が乾燥してカサカサしているがために、ひび割れや出血を起こす場合が多いですが、そもそもは飼い主さんが肉球を拭くことが原因ってご存知でしたか?

今回は、犬の肉球の色の違いと、カサカサがひび割れや出血の原因になる理由をご紹介します。

肉球について

肉球は犬が生活する上で非常に重要な役割を果たしています。

それでは、どのような機能があるのでしょうか。

機能と役割

犬の肉球は、皮膚の角質層が厚くなったもので、人間で言う、踵(かかと)と同じ機能を果たしていると言えます。

肉球の表面は丈夫にできていて、衝撃を吸収するという役割を果たしていますが、真夏の暑いアスファルトの上を歩くと火傷をしたり散歩などで切り傷を負うこともあり、デリケートな部分でもあります。

それから犬の肉球部分は、犬の体の中で唯一汗を出すことのできる場所です。

肉球を汗で湿らせることで、滑り止めにもなりますし体温の調節にもなるのです。

普段から肉球の状態も確認するようにしましょう。

色の違い

肉球の色は、小さい頃はピンク色で大きくなるにつれて黒くなっていくという犬が多いようです。

一般的に散歩によって地面と摩擦が起き、色素沈着によって色が変わると言われていますが、実は諸説あり、遺伝的な色素の違いという風にも言われているのです。

これは、元々持っている遺伝的な色素が犬ごとに違うので、成犬になっても肉球がピンクのままという犬もいれば、子犬の頃から黒い肉球であるという犬もいるからです。

YouTubeでチワワの子犬の動画ありますが、この子は黒い肉球ですね。

チワワに限らず、犬の鼻と肉球の色はメラニン色素が関わっています。

メラニン色素が多い犬は鼻と肉球の色が黒く、また犬の場合このメラニン色素は外部の有害物質から体を守ってくれる働きを持っています。

メラニン色素が薄いと皮膚がんや様々な疾患の可能性が高くなるとも言われており、鼻と肉球の色が黒色の子犬は健康的であるとも言えます。

大きくなるにつれ色が変化していくのは、色素沈着よりかは、メラニン色素による影響の方が大きそうですね。

他にもピンクと黒が混ざっているまだらタイプの肉球の犬もいるようで、これも遺伝や元々の色素で違いがあるものと思われます。

肉球トラブル

犬にとってとても大切な肉球ですが、人間の靴がすぐ汚れボロボロになってしまうように、犬の肉球も常にトラブルの危険性と隣り合わせであると言えます。

それでは、どのようなトラブルがあるのでしょうか?

肉球のトラブルと、その対処方法について詳しく説明していきたいと思います。

カサカサする理由

肉球がカサカサして乾燥してしまったりひび割れする理由は、実は人間の都合による拭きすぎ、洗いすぎが原因と言われています。

室内犬が増えている関係で、散歩の後ウェットティッシュや濡れた雑巾で犬の足を拭いたり毎回足を洗っている飼い主が増えています。

そのせいで犬の肉球が弱ってしまっているのです。

肉球はもともと汗をかく唯一の場所であると説明しましたが、それ以外の方法で湿らせたり拭いたりしてしまうと肉球を健康に保つ成分まで拭き取ってしまうので、カサカサしたりひび割れが起きてしまうのです。

当サイトで何度も紹介していますが、散歩にはドッグブーツを履かすことをおすすめします。

怪我しない、汚れない、ずっとプニプニの肉球を守れて良いこと尽くしです。

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ひび割れや出血した場合の対処

ひび割れした場合や出血した場合は、肉球用のクリームを塗るとよいと書かれていることが多いようですが、まずは洗いすぎ拭きすぎがないかどうかを確認してください。

人間の手もたくさん洗うことで手がひび割れしたり割れた部分から出血することがありますが、犬の肉球もそれと同じことが起きていると考えられます。

そして出血がある場合は獣医師に相談して、きちんとした薬を処方してもらうのがよいでしょう。

肉球に傷があると、場合によっては散歩に行くのも難しくなってしまいます。

クリームで対処する場合も、塗りすぎには要注意です。

プニプニしたやわらかい肉球が良い肉球というわけではなく、その犬にあった肉球の硬さもあります。

散歩をたくさんする犬は、肉球にある程度の硬さがないとすぐにけがをしてしまう危険があります。

反対に散歩をしない犬は肉球がやわらかいままなので硬くなることもありません。

犬によって適切な肉球の硬さは違うので、無理に柔らかくしようとするのはやめましょう。

普段のケアの仕方

犬の肉球用のクリームなどが販売されているようですが、もともと健康な犬であれば肉球が乾燥してしまうことはありません。

前述しましたが、拭きすぎや洗いすぎが肉球トラブルの原因となっているのです。

それを防ぐためにも、散歩後など犬の足が汚れてしまった時は、乾いた布やティッシュなどで軽くふいてあげる程度にして、濡らすことはしないようにしましょう。

もし濡らしてしまった場合はきちんと乾かしてあげるようにすることが重要ですので、頻繁に洗うのはおすすめできません。

何かを塗ったりするよりも、愛犬に合うドッグブーツを探し、キレイな肉球を守り続けてあげましょう。

もし肉球が炎症を起こしている場合には別の理由があるかもしれません。

まとめ

  • 肉球は犬にとって重要な役割がある
  • 色は遺伝的な問題
  • 拭き過ぎは乾燥の原因
  • PAWZ Dog Bootsがおすすめ

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