犬がクールマットや保冷剤を食べるとエチレングリコール中毒になる

暑い夏に愛犬の体調管理をする場合、クールマットは必需品です。

他にもケーキなどを買うと付いてくる保冷材も夏場の定番アイテムですが、実は犬が食べるとエチレングリコール中毒になる可能性が高く非常に危険なのです。

今回は犬がクールマットや保冷剤を食べるとエチレングリコール中毒になる危険性について解説します。

Sponsored Link

クールマットや保冷剤の中身

ケーキを買ったりすると入っている保冷剤とジェルクールマットは非常に似ている感じですが、中身がみな同じ物質とは限りません。

ここでは危険な成分と安全な成分について紹介します。

危険な成分

クールマットやアイスノン、保冷剤などの一部には、エチレングリコールという成分が入っている場合があります。

エチレングリコールとは第4類危険物(第3石油類)に指定されているエンジンオイルの不凍液のことです。

食べれば生体内で代謝してと有毒化して低カルシウム血症、シュウ酸カルシウムによる腎障害を引き起こします。

味が甘く魚のような臭いがするので犬が食べてしまう危険性があり、食べた場合エチレングリコール中毒に陥る危険性があります。

個人的に保冷剤ってなんとなく魚の臭いがする気がしますが、やはりエチレングリコールの臭いなのでしょうか。

違ったらすみません。笑

安全な成分

近年エチレングリコールの誤飲による中毒症状というのは問題視されていて、危険を防ぐためにエチレングリコールが使われていない保冷剤などが主流になってきました。

最近の保冷剤は98%が水分で、残り2%が高吸水性ポリマー、防腐剤、形状安定剤などで出来ています。

高吸水性ポリマーとは「ポリアクリル酸ナトリウム」と呼ばれる化合物で、化粧品などにも使用されています。

その他にも紙おむつや冷ピタシート(高熱時におでこに貼り付ける物)なんかに使われている吸水剤で、品質の高い物では食品添加物としても使われています。

食品添加物にも使われていることから分かるように、これらの成分は万が一誤飲して食べてしまったとしても危険度は軽度な為、危険性は少ないと言われています。

エチレングリコール中毒の症状

誤飲による被害を防ぐためにエチレングリコールを含まないクールマットや保冷剤が増えてきましたが、それでもまだエチレングリコール含んだ保冷商品が売られている場合があります。

ここでは万が一愛犬がクールマットを食べてしまった場合を考え、エチレングリコール中毒の症状を紹介します。

  • エチレングリコール使用のクールマットを食べた後、30分から12時間で発症
  • 何だかフラフラしている、振るえている、嘔吐、精神状態低下、神経症状、多飲多尿の症状がある
  • 2時間~24時間で見られ、貧脈や呼吸速迫が起こる(ハァハァしている状態)
  • 半日~1日以上経ってからシュウ酸カルシウムによって腎臓がダメージを受け、腎不全になり死亡する可能性が高くなる

応急処置の方法

もちろん病院に行くのが先決なのですが、クールマットを誤飲したことが発覚した場合の応急処置というのは非常に重要です。

まず1番最初に行うのは、吐かせることです。

ある程度時間が経過し、体がエチレングリコールを吸収してしまっている場合には手遅れになる可能性もあります。

まず早急に全て吐かせてしまいましょう。

誤飲物を吐かせる際に有効なのは薄めたオキシドールを飲ませることです。

小型犬であれば1回1~2mlを服用させ、大型犬であれば1回3~5mlくらい、緊急ならば原液でも平気ですし、オキシドールが手元に無い場合には効果は減りますが薄めた塩水でも大丈夫です。

後は指を突っ込んででも無知やり吐かせます。

病院についた後の診察も需要で、獣医さんに「マットを食べた」という認識がないと、診察しても分からない場合が多いです。

獣医さんにはしっかりと、エチレングリコールが入っているマットを食べたと申告しましょう。

もし飼い主が気が付かないうちにクールマットをかじって中身を食べてしまっていた場合には、体がエチレングリコールを吸収して症状が発症してから気付く可能性が高いので危険度はかなり高いです。

エチレングリコール中毒の予防法

クールマットをかじらなければ良いのですが、やはり目を離すのは危険なので、留守中は置いとかないというのは重要です。

また、基本的なことですが、エチレングリコールが入っているマットは使わない方が良いと思いますので、「食べてはいけません」などと注意書きがしてあるクールマットや保冷剤は使用しないように徹底しましょう。

クールマットにも大理石やアルミ板、竹製などがあります。

これを機にジェルのマットはやめて、板タイプの物に変更するのも良いかもしれません。

人間への有害

エチレングリコールはどこにでもある毒物です。

人間が食べても死に至る可能性は充分にあり、大人で致死量は100ml、24時間で死亡する可能性があります。

界面活性剤、柔軟材、接着剤にも含まれているそうなので充分な注意が必要です。

人間というのは、きっと安全だから販売されているんだろうと勝手に解釈する傾向がありますので、身近なところにこれほど危険なものが存在しているんだということを改めて理解しましょう。

まとめ

  • 人も犬もエチレングリコールを摂取すると中毒症状が出る
  • 万が一誤飲した場合は早急に吐き出し急いで病院に行く
  • エチレングリコールを使用している商品は使わない
Sponsored Link

コメントはこちらから

ご意見・ご感想があればお気軽にコメント下さい。
返信はしたりしなかったりですが頑張ります!笑

コメントは承認制になっていますので、私が承認するまで表示されません。
投稿後は表示されるまで気長にお待ちください。

誹謗中傷などのネガティブなコメントは非承認にする場合がありますが、個人運営のブログなのでご理解頂ければと思います。

ホワイト可愛いってコメントは100%承認させて頂きますのでお待ちしております!笑

コメントを残す