前庭疾患の症状とは?急に頭が傾きふらつき始めたら危険?


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老犬になると比較的発症しやすい前庭疾患ですが、どのような症状があるのでしょうか。

愛犬が急に頭を傾けてフラフラし始めたら焦ってしまいますよね。

どういった症状が前庭疾患なのかしっかりと把握しておきましょう。

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前庭疾患の症状について


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前庭疾患を発症すると、まず斜頸という頭を傾かせる状態になります。

平衡感覚を司る前庭神経に異常が発症するため、頭を傾かせてフラフラとしながら転んでしまうような状態になります。

個体差はありますが、黒目が左右に行ったり来たりする水平眼振や黒目が回転する回転性眼振など目の揺れを併発する場合が多いです。

私の愛犬のホワイトの場合は黒目を左右に揺らす水平眼振でした。

同じ方向にグルグル回る旋回運動を起こす場合も多く、症状の順番としては、頭が少しづつ傾きだし、歩くと傾いた方向に進んでしまいまっすぐ歩けなくなります。

気付くと傾いた方向にグルグルと回るようになり、転び始め、最終的にはハアハアと震えながら呼吸が荒くなり、眼振の症状が出るという流れになります。

併発する症状

犬は具合が悪くなると基本的に震えます。

前庭疾患だからという訳ではないですが、ブルブルとかなりの震え方をしますので、初めて見ると驚いてしまうかもしれません。

それだけ犬にとって辛いということなんでしょうね。

前庭疾患というのは分かりやすく言うと常に目が回っている状態ですので、嘔吐・食欲不振になります。

ホワイトは前庭疾患になると1日に何度も嘔吐を繰り返していました。

どれくらい続くのか

主に3日程度で徐々に改善の傾向が見られるようになり、3週間以内に症状が全く無くなる場合がほとんどです。

最初の3日間がかなり症状としては重たいので、無理に歩かせたりしてしまうと、転んで床や壁に頭を打ってしまうこともあり、二次的な被害を招きやすいので注意が必要です。

前庭疾患を発症する原因

前庭疾患というのは実は『これ』という原因が無い病気なのです。

様々な原因から三半規管に異常をきたす症状を前庭疾患と呼びます。

最も多い発症理由は、中耳炎や内耳炎など耳の炎症が原因で前庭神経に異常を発生する場合です。

ホワイトも初めて前庭疾患になったときは耳掃除をしてすぐだったため、この中内耳炎を疑い耳の治療を行いました。

次に多い発症理由として、特発性前庭疾患です。

これは原因不明で突然前庭疾患の症状が出ることを指し、老犬に前庭疾患が多いのはこの特発性によるものです。

ホワイトも再発を何度も繰り返したため原因が分からず2~3回目あたりで突発性前庭疾患だろうと診断をされました。

他に原因として考えられるものとして、脳腫瘍・脳炎・脳梗塞・甲状腺機能低下症などが上げられ、老犬は特発性が多いと記載しましたが、実は脳腫瘍が原因の場合も多いのです。

ただ、脳腫瘍があるかどうかの検査はCT検査をする必要があり費用も12万~15万と高額なのと、検査時に全身麻酔が必要のため老犬では検査を受けれない場合があります。

ホワイトもクッシング症候群を診断された際に脳腫瘍を疑われましたが、上記の理由によりCT検査をできず、前庭疾患に関してもあまりにも再発が多かったため、おそらく脳腫瘍の可能性が高いのではという結論で終わりました。

特発性前庭疾患というのはあるので、本当に原因不明で発症する場合もありますが、老犬の場合は脳の疾患起因になっているが、脳の疾患自体の検査が実施できないという状態で原因追及をあきらめるという場合も多いです。

もし愛犬が前庭疾患を発症したら?


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前庭疾患を発症した場合、とても辛いですが正直飼い主として出来ることは少ないです。

まず、初めての前庭疾患発症であれば必ず病院に連れて行ってあげて下さい。

前庭疾患は経過観察しか方法が無く、基本的には無治療で治る病気と言われていますし、特発性の場合も多いため原因は不明で終わることの方が多いです。

しかし、対処療法と言って様々な病気を疑って全部の治療を一気に進めるという方法もあるので、念のため耳の治療を同時で行ってくれたりしますし、前述したように嘔吐を伴うことも多いので、酔い止めを処方してくれます。

ホワイトの場合もとにかく吐いてしまうことが多かったので、吐き気止めの薬にはかなりお世話になりました。

後はとにかく二次被害を起こさない努力を徹底して下さい。

水が飲めず脱水症状になる場合があるので、工夫してこまめに水の飲ませてあげたり、転んでも良いように床にカーペットを敷いたり、椅子やテーブルなど角のあるものはどかしてあげるなど、当たり前の配慮をしてあげることが大切になります。

食欲不振・脱水症状の場合は病院で点滴治療をしてくれる場合もあります。

ホワイトが初めて前庭疾患になったときは脱水症状になっていたので点滴で水分補給をしました。

1度病院に行ったから平気ではなく、経過観察も怠らないように心掛けましょう。

治療法についての記事も書きました。

まとめ

  • 前庭疾患の症状は頭の傾きと眼振
  • 目が回って嘔吐を伴うことが多い
  • 特発性での発症が多い
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