老犬の認知症・痴呆症の症状について

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Photo by Jochem Koole | Flickr

最近ホワイトに認知症の症状が顕著に表れてきているため、本格的に対処していかねばと思っているのですが、まずは犬の認知症・痴呆症とはどんな病気なのかを知る所から始めるべきだなと思いました。

そこで今回は、老犬の認知症・痴呆症の症状について詳しくまとめていきたいと思います。

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犬の認知症とは

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Photo by ryan | Flickr

犬の認知症は、正式には『認知機能不全症候群』といい、老化が原因で一度発達した脳細胞が死滅していくことで、今までできた行動ができなくなったり、今まで認知していたものが急に分からなくなったりすることを指します。

一般的には痴呆、ボケ、などと呼んでいる場合も多いですが、基本的には人間の認知症と同じと言う風に考えて問題ありません。

人間も平気寿命が伸びたことで元気な老人が増えた半面、介護が必要な認知症の老人が増えましたが、犬も全く同じで、寿命が伸びたことで認知症・痴呆症の犬が多くなっています。

犬の認知症もアルツハイマー

犬の認知症と人間の認知症は同じと書きましたが、人の認知症の原因で最も多いと言われているのがアルツハイマー病で、実は犬の認知症もこのアルツハイマー病であると言われています。

認知症の犬の脳には、人のアルツハイマー病と似た病変が確認できることが分かっていますので、犬の認知症も人間のアルツハイマー病と同じで、進行性の病気であると言えます。

つまり、アルツハイマー病と同じように病気が進行していくと考えられますので、犬の認知症の症状を理解する上で人間のアルツハイマー病の進行ステージを理解しておくと、愛犬のボケ具合というのがある程度理解できるかと思います。

アルツハイマー病の進行段階は正確には7ステージあると言われていますが、これを4段階に分かりやすくまとめているサイトがありましたので、ご紹介します。

なお、引用はそのまま記載するのがルールですが、そのままだとあまりにも見づらかったので、内容が変わってしまわないように少し見やすく修正しています。

【以下引用】(見やすくするため少し修正しています)

  • 軽度認知症状(MCI)
    物忘れ・頭痛・めまい・不眠
  • 初期認知症状
    見当識障害(日にちが分からない、場所が分からない)・健忘障害(自分のした事を忘れる)・徘徊
  • 中期認知症状
    失言(言われている言葉が理解できない)・失認(目に見たものがそれと判断できない)・失行(やり方が分かっていてもできない)・暴力・暴言・不衛生行為
  • 後期認知症状
    コミュニケーションの喪失・歩行不能・失禁・筋力の低下・体重減少→身体能力の低下による怪我多発・歩行不能による打撲、骨折・同じ姿勢が多くなる事による褥瘡(床ずれ)・嚥下機能低下・免疫力の低下→誤嚥性肺炎の要因となる(死亡の原因の多く)

【引用元:アルツハイマー病の進行段階

これを踏まえた上で、犬の認知症の症状についてご紹介します。

老犬の認知症・痴呆症の症状

症状としては以下のようなものになります。

  • 無駄吠え、意味もなく単調な声で鳴く
  • 夜鳴きをする
  • 徘徊する(右旋回、左旋回のみを繰り返す)
  • 昼夜が逆転している
  • 壁の隙間や机の下などから出られなくなる
  • 名前を呼ばれても無反応
  • 飼い主の認識ができない
  • やたら食欲が旺盛
  • 学習した行動を忘れている
  • 前以外進めなくなり角で方向転換できない
  • トイレに失敗する、おもらしが増えた
  • 性格が変わった(甘えん坊になる、狂暴になる)
  • 異常な驚き方をする
  • 突然興奮状態になりハアハア暴れる

他にも細かいことを書けば色々と症状はあるのですが、有名どころの症状と言いますか、皆さんが愛犬を見て最近明らかにボケたなと感じるような症状が上記の症状になるかと思います。

先ほど紹介したアルツハイマーのステージで、初期症状の所に徘徊というのがあったかと思いますが、犬の場合もやはり最初に現れる症状は徘徊の場合が多いです。

夜中にフラッと歩き始めたと思ったら特に目的も無く家中を冒険し始めます。

ホワイトがボケる前は、寝る前に必ず家中の全ての場所をグルっと巡回してから寝ていました。

我が家ではこれを見回りと呼んでいたのですが(笑)、おそらく寝る前に身の回りの安全を確かめていたのだと思います。

痴呆の症状が出始めた当初は夜中にも見回りをし始めたのかなと思っていたのですが、今考えれば徘徊が始まっていた可能性が高いです。

ここからさらに症状が進むと、家中を歩き回るというより、同じ場所をグルグル回り続けるようになります。

犬によって、右だったり左だったり色々ですが、必ず決まった方向に回るという特徴があります。

以前記事にもしましたが、認知症の症状として興奮状態になるという症状もあります。

認知症・痴呆症の進行速度について

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Photo by AlmightyWorm | Flickr

愛犬が認知症になってしまった場合、最も気になるのは治すことができるのかということだと思いますが、これは犬も人間も関係なく、現代の医療で、死滅した細胞を再生するという技術はありません。

つまり、一度ボケ初めてしまった犬に関しては治すということはできません。

認知症は基本的には進行型ですので、進行を遅らせるというのが一般的な対処法です。

では何もしなければどれくらいのペースで進むのかということになるかと思いますが、これは個体差があり一概には言えません。

しかし、認知症の進行に関しては、ストレスが原因で進み、脳への適度な刺激で遅らせられるというのは分かっています。

ストレスによる加速

ストレスで進行が進むと書きましたが、日常的なストレスで徐々に進むというよりかは、突発的かかる過度のストレスが原因で急激に進行すると言われています。

実はホワイトの場合も思い当たる節があり、正確な月は覚えていませんが、去年の秋から冬にかけてくらいの時期に、一晩中ダイニングテーブルの椅子にハマって身動きが取れなくなってしまったことがありました。

夜中だったため、私も嫁も熟睡しており全く気付かなくて、朝起きるとホワイトが椅子に挟まった状態でグッタリしていました。

パニック状態になってしまったのか、机の下はオシッコとウンチが散乱してかなり悲惨な有様だったのを覚えています。

それからは私たちも学習し、入り込んでしまいそうな場所には段ボールや柵などを使って安全な場所だけで行動できるように工夫しました。

しかし、その辺りから急激に認知症の症状が悪化したと感じています。

一概にストレスと言っても様々状況が考えられますが、今までできたことができなくなり不安を感じた場合や、突然の騒音などによる恐怖心などから進行が進むと言われています。

ホワイトも椅子にハマり、今までであれば抜け出せたはずなのにそれができず、そこで感じた不安がストレスになり、症状の進行を進めてしまったのではないかと思います。

脳への適度な刺激は進行を遅らせる

逆に脳への適度な刺激は老化現象を遅らせると言われています。

散歩コースを変えてみたり、犬とのお出かけを増やしてみたり、ドッグランなどで他の犬との交流の機会を増やすことも効果的と言われています。

ホワイトの場合も、思えば逆効果なことばかりをしていたなと今では思うのですが、足を悪くしてからは散歩が長くできなくなったので、あえて歩きなれたいつものコースにしてあげたり、ドッグランは段差が多く危険なのであえて行かないようにしていたりと刺激が少なくなる選択肢ばかり取っていたように思います。

先ほど椅子に挟まってしまったと書きましたが、結局あれから家の中での行動範囲を狭くしたので、動けるスペースがかなり少なくなり、家の中も刺激が少ない環境になってしまいました。

人間で考えても、元気な老人ほど活発で色々な人とコミュニケーションをとっているように思います。

これは犬も同じで、あえて外に出してあげることが大切なのだと思います。

また、食生活を改善する方法や、サプリを利用する方法など、他にも認知症の進行を遅らせる方法があります。

こちらは別記事でまとめました。

まとめ

  • 犬の認知症の症状は人間のアルツハイマーに通ずる所がある
  • 過度なストレスは進行を早める
  • 適度な刺激は進行を遅らせる
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