犬のヘルニアの初期症状と治療法!手術の費用やリスクとは

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Photo by Susanne Nilsson | Flickr

犬のヘルニアも今は聞きなれた病気の一つとなっています。

犬の場合は持って生まれた体の形もあるので、ヘルニアになりやすい犬種などもいて、その症状や治療法はぜひ知っておきたいことでもあります。

そこで今回は、犬のヘルニアの初期症状と治療法、手術をする場合の費用やリスクについて詳しく説明していきたいと思います。

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ヘルニアの症状

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Photo by Marc Barrison | Flickr

まずは簡単にヘルニアの症状についてですが、初期段階と、重症段階では症状にも違いがあります。

症状のレベルごとにご紹介したいと思います。

初期症状

ヘルニアの初期症状は、腰に痛みを感じることから始まります。

よく言われるのは、飼い主が犬を抱きかかえようとしたときに痛みを感じて嫌がったり、鳴いたりするという状況です。

また腰の痛みがあることから運動を好まなくなったり、階段の上り下りが苦痛になったりもします。

このような症状がある場合はヘルニアの初期症状である可能性があります。

中期症状

初期段階を抜け、中期段階に入ると、麻痺がおこるようになります。

最初は運動障害があらわれるものの、まだ自力で歩けますが歩行がふらつくようになります。

症状が進んでいくと、だんだんと足を引きずりはじめ、やがては前足だけでしか歩行をすることができなくなります。

重症症状

排尿障害がおきて自分の意思で尿をすることができなくなります。

いつもおしっこがたまった状態になってしまうのでポタポタ垂れ流しの状態が続きます。

そして麻痺の症状からさらに悪化してどんな痛みも感じなくなってしまいます。

ここまでくるとヘルニアのグレードとしては最上級で、非常に重篤な状態です。

治療法について

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Photo by Charles Haynes | Flickr

では愛犬がもしヘルニアになってしまった場合、どのような治療をすることになるのでしょうか。

基本的には症状のレベルによっても変わってきますが、初期症状の段階では内科的治療がメインになり、重症度が高まるにつれ、外科的治療に切り替わっていきます。

内科的治療

症状が軽いうちは、投薬治療や温熱治療などで様子を見ます。

投薬治療の場合は、痛みを抑える鎮痛剤を使用するほかに、非ステロイド薬や炎症を抑える抗炎症薬などで痛みがおさまるのを待ちます。

その間は運動が制限される場合も多く、家で安静にするように指示されます。

犬が痛がらなくなってきたら、温熱治療で患部を温めたり、肥満気味の犬の場合は少しずつ運動をはじめて腰への負担を減らす体重になるように調整していきます。

内科治療の場合は根本的な治療ではないため、再発率も高く完治させたいのであれば外科的治療の方が確実ではあります。

外科的治療

外科的治療とはいわゆる手術のことを指します。

腰の痛みの元となっている、飛び出した椎間板の物質を取り出す手術が必要となります。

正確な部分を除去することができれば痛みはすぐになくなるので、安静生活などはほとんど必要なくリハビリをへて元の生活に戻ることができます。

ただし他の箇所でヘルニアが起こる可能性があるので、外科的手術をすれば二度とヘルニアにはならないというわけではありません。

手術をする場合の費用

ヘルニアの手術を行う際には、ヘルニアが飛び出している場所を特定する必要があるためCTやMRIなどの画像検査が必要となります。

さらに手術となると全身麻酔や入院管理等の費用がかかってくるので総額で30万ほどかかります。

動物病院によっても料金設定は違いますが、高額な医療費がかかることは間違いないでしょう。

手術をする場合考えられるリスク

手術が必要となった場合に、まずどの段階でヘルニアを見つけられたかということも大きく関わってきます。

特に重篤な状態である、痛みの感覚が麻痺する状態まで症状が進んでいた場合には、外科的手術を行っても6割程度しか症状が改善されないというのは覚えておきましょう。

完治しない場合は、犬用の車いす等で生活をすることになります。

また、最悪段階での手術となった場合には、手術後に進行性脊髄軟化症という合併症で死亡するケースが1割程度あると言われています。

ヘルニアの病状が進んでいる場合ほど、手術を受ける上でのリスクは上がるようです。

また軽度なヘルニアで手術をして完治したとしても、また別の場所がヘルニアになる再発という可能性もあります。

ダックスなど体の構造上、腰に負担のかかりやすい犬種に関してはその確率も高いので、一度手術をしたから安心ということはありません。

まとめ

  • 愛犬が腰に痛みを感じ始めたら初期症状
  • 手術は高額
  • 手術をしても再発のリスクは無くならない
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