犬のちんちんが腫れてる?赤い部分が戻らない時の対処法!


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オス犬が興奮している時に、おちんちんの中から見えてくる赤い物体を一般的に赤チンと呼ぶ人が多いようですが、初めて見ると腫れているんじゃないかと勘違いするほどです。

この赤チンが出ること自体はオス犬ならば当然で自然現象でもありますが、赤チンが戻らなくなってしまうことがあるんです!

そこで今回は、赤チンの正体と戻らない場合の対策、病気の見分け方を中心に説明していきたいと思います。

ちんちんから出てる赤チンの正体

犬のオスのちんちんは、普段は皮をかぶっています。

それが発情したり、何かに興奮してしまったり、ぬいぐるみにマウンティング行動をするときなどに勃起し、ちんちんの中身(亀頭)が出てくるような体の構造になっているので、赤チンと呼ばれる部分が出てきます。

赤チン自体は亀頭球というちんちん(陰茎)の根元にある部分が興奮によって膨らむので、それによって赤い亀頭部分が押し出されてくるというのが、赤チンが出てくるメカニズムです。

赤チンが戻らない場合の理由

赤チンと言われる状態になることは、犬によりますが興奮しやすい犬やマウンティングの癖がある犬は比較的に多いと思われます。

通常はある程度の時間が経つと元に戻るのですが、何らかの原因で戻らなくなってしまうことがあります。

赤チンの状態の時に、犬の毛がついてしまって巻き込んでしまうと戻らなくなってしまったり、皮が引っかかってしまって戻らなくなるというのが主な原因です。

この戻らない状態のまま時間が経ってしまうと、おちんちんが乾いてしまい、戻るための潤滑液となるものもなくなってしまうので、皮が戻りにくくなってしまいます。

赤チンが戻らない場合の対処法

早い段階であれば、石鹸水をつけてあげて滑りをよくしてあげると戻りやすくなるといい、実際に試している人も多くいるようで、元に戻る方法として挙げられています。

赤チンが出やすい犬もいるので飼い主が扱いに慣れてくれば、皮を引っ張って元に戻してあげたり、薬を塗って戻してあげたりすることができるので心配はありません。

戻してあげる方法を知っておくことで、尿道に雑菌が入ったりするトラブルを防いだり、傷ついてしまったりというケガを防いであげることもできますので、オス犬を飼っている飼い主は勉強しておくといざという時に役立つでしょう。

腫れたり出血したりしている場合


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そもそも赤チン自体が腫れているように見えますが、本当に腫れてしまったりする場合もあります。

次は病気の見分け方を紹介します。

出血している場合

特に去勢していない犬に多いようですが、繁殖期になると毛布やぬいぐるみなどに一晩中マウンティングをしていたりするオス犬もいるようで、興奮状態の時に毛布やぬいぐるみにおちんちんを擦りつける摩擦で赤チン部分に人間では見えないくらいの小さな傷がつくので出血してしまうことがあります。

その後痛がっている様子がなければ動物病院を受診しても問題ないと言われるケースも多いようで、あまりにひどい場合は去勢をすすめられることもあるようです。

去勢に関してはいろいろな意見がありますが、発情期のストレスを軽減させる効果を期待できたり、興奮状態になる回数や時間を減らすことができたり、前立腺の病気を予防することができるなど、良い点もたくさんあります。

発情のストレスにより、毎回出血するほどのマウンティングをしているのも飼い主としては辛い部分がありますし、繁殖をする予定がないのであれば獣医師と相談の上、去勢を考えるのも1つの手段です。

腫れている場合

犬は包茎なので、包皮の開口部分が狭い場合、勃起によって飛び出した陰茎が包皮内に戻れなくなってしまいます。

さらに狭い開口部に陰茎が挟まれてしまい、うっ血して腫れてしまうことがあります。

そのまま放置してしまうと、陰茎は腫れていく一方なので素早い対処が必要です。

慣れていない場合は動物病院で戻してもらって、対処の方法や戻し方を聞いておくとよいでしょう。

上手く戻せない場合

赤チンが出やすい犬も多いので、そこまで心配する必要は無いと上述しましたが、ただ、あまりにも戻らない場合はやはり病院に行った方が安心です。

赤チンが出たまま長い間放置をすると、炎症を起こしたり痛みを伴い始めてきますので、飼い主自身で挑戦することは大切ですが、難しければ無理せず病院に行きましょう。

「この程度で病院行くのは・・・」と思う飼い主さんも多いかもれしません。

確かに、犬を飼うこと自体お金がかかりますし、何かあるたびにこまめに病院へ行っていたのであれば金銭的な負担は大きいと思います。

この程度でと思う気持ちは分からなくはないですが、感染症などちんちんが戻らないことをきっかけに別の病気にかかってしまっては、検査や治療費など結果的に費用の負担が大きくなってしまいます。

もし病院代を負担に感じているのであれば、ペット保険などもありますので加入しておくことをおすすめします。

最近では無料で資料請求することができるので、興味があるなら一度調べてみると良いと思います。

まとめ

  • ちんちんの赤い部分は一般的に赤チンと呼ばれることが多い
  • 戻りが悪くなることがあるが簡単に戻せる
  • ひどい場合は去勢を考えたほうが良い

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