【生体販売反対!】ペットショップの売れ残り犬はその後どうなる?

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Photo by shankar s. | Flickr

私は生体販売を廃止すべきであると考え、このブログを通して反対を訴えていきたいと思っています。

ペットショップの売れ残りの犬達はその後どうなるか考えたことがありますか?

今回は、ペットショップの売れ残りの犬がその後どうなるかを通して、生体販売の反対を訴えかけたいと思います。

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幸運な場合

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Photo by Aine | Flickr

日本ではペットブームをむかえて以降、犬を飼う世帯は格段に増え、ペット業界もその波に乗るために犬を売る方法を考えてきました。

その結果、月齢の低い子犬が売れていき、それを過ぎて育ってしまった犬は売れ残ってしまうという事態が起こるようになっています。

売れ残る犬の数が日本は多くなっていて、そのやり方自体が問題になりつつありますが、今回は売れ残った犬のその後を幸運な場合と不運な場合に分けて、詳しく説明していきたいと思います。

まずは幸運な場合です。

譲渡会や里親会で新しい飼い主を探す

新たな出会いの場を設けて新しい飼い主を探していくという活動を行うペットショップが増えてきています。

1つの命、生き物を最後まできちんと面倒を見るのはペットショップの義務でもあるので、こうした活動が広がることはとても良いことです。

売り物としてではなく、飼ってくれる人を探すことが目的である里親会や譲渡会は、最低限の費用で犬を譲り受けることができます。

費用は少額で済みますが、長い間ペットショップに残っていた犬達は社会化できていない犬も多く、しつけが難しい犬もいますのでそういったこともすべて理解したうえで犬を引き取るという覚悟が必要となります。

関係者に引き取られる

運が良い犬は、ペットショップの店員の目に止まって飼ってもらえたり、ブリーダーの元へ返されて幸せな生活を送る犬もいます。

良心的なブリーダーの場合は、むやみやたらに繁殖はしないので、売れ残ってしまった犬を引き取って自分の元で最後まで飼う人もいます。

前述した譲渡会や里親会もそうですが、売れる売れないに関わらず、飼い主が見つかるということがショーケースに並べられた犬たちにとって生きるための命綱と言えるでしょう。

不運な場合

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Photo by Abdul Rahman | Flickr

日本でもペットが一般化してきたことで、譲渡会や里親会のような売れ残りの受け皿ができてきましたし、昔に比べ命を命として扱うショップは確かに増えてきました。

しかしそれはごく一部であり、今でも不運な犬たちが儚い命を落としているのです。

▼生体販売をしているペットショップ

動画を見て頂けたのなら、改めて考えてほしいです。

ショーケースに動物が並べられて売られているというのは、やはり異常な光景だと思います。

殺処分されてしまう

正直なところ、日本は殺処分される犬が1番多いと考えられます。

業者が保健所に持ち込みをすることはできませんが、個人に成りすまして持ち込む業者もいます。

病気を持っている犬の場合は治療を受けさせずに弱るのを待ったり、冷凍庫に入れてしまうといった残酷なことをしている悪徳業者もあると言われていて、ペット業界は大きな闇を抱えています。

ペットに対する法律も刑罰が軽いことや、ペット販売に関する規制も甘いことから金もうけのために人気犬種を大量繁殖している人もいるので、売れ残った犬は処分されてしまうというあってはならないことが頻繁に行われているのです。

専門業者に売られてしまう

最近話題になっているのが、売れ残った犬を引き取る専門業者についてです。

1頭1万円から3万円で引き取ってくれて、その後その犬達は一生檻の中の劣悪な環境の中で生活していかなければならないのです。

人気犬種だと子犬を産ませてそれを販売してまたお金にしたりはしますが、基本的には掃除やトリミングなど一切されていない犬が何十頭もいるという異常な環境です。

山奥や人の少ない河川敷などで管理されているケースが多く、人目に触れない場所を選んでいるので発覚するのに時間がかかる場合が多いです。

病気で犬が亡くなったりすると川に流したり、山に埋めてしまうというので本当に恐ろしいです。

定期的にニュースなどで犬の大量の死骸が発見されたというのが報道されることがありますが、私たち民間人にはその背景までしっかり情報が下りてくることは少ないです。

しかし、近年こういった業者が増えてることから、裏で危険な組織が絡んでいるのは明白です。

日本と海外の生体販売事情

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Photo by shimown | Flickr

海外と言っても色々な国がありますが、ペット先進国と言われているドイツと日本を比較してみたいと思います。

ドイツではまず、動物を飼いたいと思ったらティアハイムという動物愛護施設から引き取るという方法を選択する人が多いそうです。

日本のように小さくて可愛いからという理由だけでペットを飼うのではなく、何度も何度もティアハイムを訪れて、本当にそのペットと生活していくことができるのかどうかを検討していくそうです。

またドイツでは犬税があったり、ペットの陳列販売を禁止しているなど、可愛いだけで衝動買いしてしまわないための様々な対策がとられています。

ペットを飼うための条件や家庭状況、経済状況なども厳しく精査され、それをすべてクリアして初めてペットを飼う許可が下りるのです。

日本のように飼いたいといえばどんな場所に住んでいてもどんな環境でも関係なく購入できる制度ではありません。

そうした規制がペットの殺処分をなくし、むやみに繁殖をする業者をなくすことにもつながっているのだと思います。

 

※追記 2017/2/6
コメントにてご指摘があったので追記します。

実はドイツでは年間で60万頭近い犬猫が合法的に射殺されているとする愛護団体のデータがあるそうです。

民間人である狩猟者が野生動物保護の目的で飼い主不明(遺棄されて首輪が無いような子も含む)の犬猫は自由に殺して良いというのが実情のため、行政により収容される犬猫が極端に少なく、結果的に手厚い保護を生んでいるとのことです。

参考文献:諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況

日本の動物事情は全く進歩していないと言えますが、決して海外が完璧な状態ではないという事が言えると思います。

動物愛護を考えるのであれば、やはり飼い主が最期まで飼いきるという責任問題は切っても切れない関係と言えるでしょう。

しかし、海外が完璧ではないとはいえ、それよりも遥かに遅れている日本でペットブームが巻き起こっているという現状はかなり危険な状態と言えるでしょう。

 

ちなみに、ホワイトはブリーダーから直接購入しました。

▼他の犬もホワイトのように枕で寝かせてあげたい=_=
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里親として引き取ったり、保健所から引き取ったりと、動物愛護の観点から見ると犬の為になる購入方法は色々考えられますが、私はブリーダーからの直接購入をおすすめしたいです。

※これはあくまで私の個人的な意見ですし、里親などの引き取りを否定しているわけではありません。

現状のサイクルを考えると、ブリーダー→ペットショップ→保健所のサイクルになっていて、つまりペットショップがある限り、犬の大量生産は無くならないという訳です。

これをブリーダーから直接購入すれば、仲介ビジネスでよく起きる中抜けという現象が発生し、ペットショップの存在意義が無くなります。

もちろん個人がブリーダーから犬を数匹飼う程度で、日本のペット業界は変わりませんので、1番はドイツのティアハイムのような施設と法整備が日本で進むことが望ましいです。

しかし、世間の常識として、生体販売で購入することが良くないこと、ブリーダーから直接購入することが動物愛護の観点から素晴らしいことという認識が世の中で広まれば、ペットショップでの生体販売を減らすことに少しは貢献できるのではないでしょうか。

まとめ

  • 運が良ければ引き取りで飼い主が見つかる
  • 運が悪ければ殺処分か生き地獄
  • ブリーダーからの直接購入で生体販売の存在意義を無くそう
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6件のコメント

  • 通りすがり

    初めまして。
    ペットショップでの生体販売はわたしも反対です。
    無責任な抱かせ販売、犬飼い素人同士の会話は悲惨この上ないです。

    さて、ドイツのティアハイムについてのご高説はごもっともなのですが、どうしてそんなに悠長に構えていられるのかをご存知でしょうか?
    また、行政が殺処分しなくて済むほど犬猫の頭数が少ないのはどうしてだと思われますか?
    ドイツ人が動物愛護先進国で野良犬猫がいないから?
    そんなことはありません。
    実は年間で60万頭近い犬猫が合法的に射殺されているとする愛護団体のデータもあります。
    民間人である狩猟者が野生動物保護の目的で飼い主不明(遺棄されて首輪が無いような子も含む)の犬猫は自由に殺して良いのです。

    ご参考までに。
    http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8748098_po_0830.pdf?contentNo=1

    行政により収容される犬猫が極端に少ない訳ですから手厚い保護もできますよね?
    今後のご活躍のために、こういう背景は知っておいていただいたほうが良いだろうとの老婆心でコメントさせていただきました。

    お気に触ったら済みません。

    • ゆーま

      ご指摘頂きありがとうございます。
      記事を修正させて頂きます。

  • 匿名

    私は外国語ができないので、翻訳サイトを使って調べてみましたが、
    ドイツは上の方が言われた通りですが団体によって数は違う見たいです。
    イギリスは年間11万頭の犬が行政によって処分されてるようです。
    ちなみにイギリスの人口は日本の半分
    ドイツも3分の2くらいです。
    日本は1万5,000頭の犬が年間殺処分されてます。飼い主から6000頭ほど引き取られてるようですが販売時に年齢制限を設ければ減らせますし、チップを埋めれば勝手に捨てればバレるようにできるはずです。
    先ほど環境省に問い合わせしましたが行政として去勢して放すのは無理っぽいです。

    • ゆーま

      お調べ頂きありがとうございます。
      イギリスは11万頭も処分されているんですね。
      そう考えると日本の殺処分は少ないのかもしれませんね。
      しかし、今はマイクロチップの埋め込みが必須になっていますから、まだまだ改善できるとは思います。

  • 匿名

    さらに調べたらヨーロッパでもペットショップの生体販売してるようです。
    しかしネット販売もできるので数は減ってるんじゃないかな?https://m.ebay-kleinanzeigen.de/s-angebote/akita-welpen-hunde/akita%20welpen/c134-l0
    秋田犬安い。
    店に行かなくても値段がわかるからネット流行るよね。
    ペットショップ無くせばネット販売になるだろうし。自分はペットショップの対面販売がいいと思うのだけど。
    みんなはネット販売?

    • ゆーま

      確かにネット販売というのも今は増えてきていますね。
      私としては売れ残った犬達の対応方法があればペットショップでの対面販売でも良いと思うのですが、結局は商品として犬を扱っている以上、売れ残りの廃棄処分という問題がついて回ると思います。

      しかし、ブリーダーもネット販売も結局は売れ残った犬をどうするのかは事業者の判断に委ねられるので、業者が悪徳なら犬の殺処分も大量廃棄も無くならないかもしれませんね。

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