危険な最強犬種ランキング!死亡事故や闘犬の歴史まとめ!


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近年人気があるのは、チワワやトイプードルなど小型犬でかわいらしい顔つきの犬が中心となっていますが、一部では最強と恐れられている危険犬種や闘犬などを自宅で飼っている人もいて、歴史上死亡事故が起きた事例もあります。

今回は危険な最強犬種ランキングと、死亡事故や闘犬の歴史をまとめてみました。

最強犬種ランキングトップ5

第1位:ピットブル


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ここ最近日本でも知られるようになりましたが、アメリカなどでは人の命を奪う事件を起こしているなど、今世界で最も危険な犬だと言われています。

もともと超攻撃的とも言われるくらいの攻撃性を持っており、そのしつけは素人には無理です。

ピットブルを飼うことが禁止されている国もたくさんあります。

ある研究では、ピットブルは子供を見かけただけで無条件に攻撃する確率が95%で、その他の犬が35%ほどであることに比べるとかなり獰猛な犬種であることがわかります。

実際にピットブルによる攻撃で命を落とした子供がたくさんいるので、しつけを間違うと殺人犬になりかねません。

第2位:ロットワイラー


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少し前にはなりますが、1990年代前半アメリカで犬にかまれて亡くなった人の半分はロットワイラーにかまれて亡くなったそうです。

タフな体力と鋭い歯を持ち合わせており、噛む力は120kg以上あると言われているので、噛まれてしまったらひとたまりもありません。

第3位:ジャーマンシェパード


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ジャーマンシェパードは警察犬としても活躍している犬で、とても賢いのですが攻撃性も強いです。

噛む力も100kg重を超えるので、人間が噛まれるとひとたまりもありません。

またいくつかの研究によると、ジャーマンシェパードは自分よりも小さい犬に攻撃するという傾向がみられるようです。

人をかみ殺してしまった事故もあります。

第4位:ド―ベルマン


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ド―ベルマンはわりと聞き覚えのある犬種だと思います。

街で見かける機会はあまりありませんが、かつては警察犬として多く活躍していました。

ド―ベルマンは飼い主に対しては攻撃的な態度をとることはほとんどありませんが、警戒心が強いため知らない人に対しては攻撃的です。

近年評判の良くなりつつあるド―ベルマンですが、その体格と攻撃性はいまだに恐ろしい部分を秘めています。

第5位:ブル・マスティフ


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ブル・マスティフは番犬として利用されていたため、飼い主以外の人間に対する攻撃性は高いです。

危険犬種の中ではしつけが入りやすいほうなので、飼い主のしつけ方次第でブル・マスティフの態度や性格も全然違ってきます。

犬による死亡事故

危険犬種1位のピットブルについては、死亡事故も多数報告されています。

ピットブルの凶暴性が分かる動画をご紹介します。

アメリカでは過去に起きた1979年から1998年の約20年間で238件の犬が関係する死亡事故が起きていますが、そのうち66件はピットブルが関わった事故だと言われています。

そしてピットブルの死亡事故のおよそ7割が家族が噛まれる事故で、一緒に住んでいる家族でも関係なく攻撃されていることがわかります。

また、アメリカでは2011年に飼い主のおばあちゃんがド―ベルマンに噛まれて死亡したり、脱走したブル・マスティフが13歳の男の子を攻撃して死亡した事件があったりと犬によって殺されている人々が多くいます。

その3分の1ほどは子供が被害にあっており、より弱い存在を狙った攻撃であるとも言えます。

ただ、危険犬種だからといって最初から人を殺す犬だと思い込むのもよくありません。

しつけや環境、飼い主との信頼関係で犬の性格は大きく変わります。

危険犬種でも人間を傷つけることなく、人間を愛して生きている犬もいることを理解しましょう。

闘犬の歴史と現状


Photo by maricobabylon日記

闘犬とは、もともと犬と犬とが戦うブラッドスポーツの一種として楽しまれていたのが始まりで、古代から楽しまれていた見世物の一種とされ、王族の娯楽としても楽しまれていた時代もありました。

昔はボクサーなどに代表されるマスティフ種が闘犬として活躍していましたが、時代と共に改良が進み、ピットブルをはじめとする闘犬用の犬が生まれはじめました。

闘犬用に改良されているだけあり、攻撃性が強く、凶暴で噛みつく力も強いのが特徴です。

人に襲いかかる危険もあり、実際に死亡事故も多発していることから、現在では闘犬の輸入を禁止している国が多くあります。

初心者や犬の飼育経験に乏しい人が飼うことは困難で、飼い主が怪我をしたり命を落とす危険性もあります。

一方で、飼育に慣れている愛好家などは、しつけをきちんとし飼い主がコントロールできる状態にあれば、飼い主に強い忠誠心と服従心を示すなど忠実なペットとなる一面もあると言われていて、飼い主の力量が問われると言えます。

まとめ

  • ピットブルが世界最強の危険犬種
  • 飼い主のずさんな管理で死亡事故が多発している
  • 闘犬種を規制している国もある

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